院長室

« 4月 2012 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 6月 »

舌チェック

いよいよ梅雨入りが近づいてきました。既にゲリラ的な豪雨も

降ったりして荒れそうな予感も。

毎年この季節になると増えるのが、頭痛・ふらつき・めまいです。

これらはどうも気圧の低下や湿度の上昇と関連があるらしく、

梅雨の時期以外にも雨天時や雨天の前日に出ることがしばしば

あります。


こういった場合には通常の鎮痛薬や抗めまい薬はあまり効果が期待

できません。ひどい方は1日中外出できないなんてこともあります。

そういう時は漢方薬の出番です。水分調節をする薬(利水薬と言います)

のグループから患者さんに合ったものを選択していくことになりますが、

最も多く使用されるのが五苓散(ゴレイサン)です。二日酔いの漢方薬として

このブログではおなじみですね。(笑)


その他、苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)や半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)、

六君子湯(リックンシトウ)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)なんかがウチでは

よく処方されます。日本はもともと湿気が多い国なので、これらの漢方薬は

全国的に処方頻度が高いみたいです。乾燥した気候の欧米ではきっと

活躍できない和風な処方(?)と言えるかも知れません。


さて、こういった漢方薬がよく効く人、必要な人を見分ける方法が

あります。それは「舌の形」を観察することです。鏡の前で舌をつき出して

みて下さい。舌のふちに歯の痕がついてボコボコしてる人、そんな人は

高率に雨天時の不調が出ます。これを発見したら症状が出る前に利水薬を

飲んで梅雨を乗り切ることをお勧めします。

2012年5月31日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「ポテチ」

伊坂幸太郎原作×中村義洋監督×濱田岳主演というテッパン映画。

テッパンすぎてどうしても期待値が高くなりますが、それに

見事に応えてくれました。

 

もともと仙台を中心にした物語が多い伊坂作品ですが、震災後の

復興の一環として今作を作ったそうです。なんと撮影期間は

8日間で、監督も結構重要な役で出演しちゃってます。特筆

すべきはその上映時間。68分という短い尺なんですね。原作は

短編集の中の一編なので、至極妥当な仕様。無理矢理長編仕立て

にして冗長になる作品が多い中、これは英断でした。

 

短くても伏線の張り方、回収の仕方はオミゴトで主演の浜田くん

のみならずヒロインの木村文乃さんもとても良かった。伊坂作品は

少しでも内容に触れるとネタバレになる恐れがあるので、あまり

言えませんが、ある場面で主人公が号泣する理由がラストの一連の

シークエンスで明らかになる時、「ああ、そういうことだったのか。」

と大きな感動を覚えます。

 

なんとこの映画、短い尺のせいか1300円で観れちゃったりします。

作品のデキと尺は比例しないどころか反比例すると思っている僕に

とっては全く解せませんが、だからと言って「良かったぜ!」と

2000円叩きつける豪気さも持ち合わせていないので、素直に

得させて頂きました(笑)

悪趣味なヴァンパイア映画を観るくらいなら断然コッチ!(^皿^)

2012年5月28日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

謝るべからず

レンジャーズのダルビッシュ投手が今季最短KOを喫し、

監督に謝罪したところ、「絶対に謝るな、ベイベー!」と

言われたそうですね。(一部脚色 ^ ε ^)

これは日本とアメリカの文化の違いのせいだ、なんて報道

されましたが、「アメリカでは交通事故でも裁判等で不利に

なる恐れがあるため、通常は謝罪しない。」とありました。

思わず「中国か!」とトシばりのツッコミを入れたほど驚き

ました。その中国も「北京のトイレはハエ2匹以下に!」

みたいな基準ができたそうで度肝を抜かれましたけど。(笑)


これは日本人からはあまり考えられないですよね。裏を返すと

訴えられない保証がある時のみ謝る、んでしょうか?なんか

首をひねっちゃいます。謝ることが罪を認めたことになり、

賠償責任が明確になるっていうのは理屈は分かりますが、だから

と言って、賠償がイヤだから罪を認めないっていうのはおかしな

理屈です。レンジャーズのワシントン監督は決してそういう

意味で、「謝るな。」といったわけではないと思いますが、ヘン

な国ですね。


とは言え、謝罪というと判を押したように一列に並んで、せーので

ハゲ頭を見せる日本のスタイルも相当ヘンですけどね。(笑)

素直に非を認めて心から謝罪することが美徳と捉えられる社会

じゃなきゃ成熟しているとは言えないですよね。

2012年5月24日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「ロボット」

マサラムービーってご存知ですか?マサラとはインドの香辛料で

数種類のスパイスを混ぜ合わせたもののことです。このマサラの

ごとく、色んな要素をごちゃ混ぜにしたインド発の娯楽映画のこと

をマサラムービーって言うんですねぇ。そう、あの唐突にミュージカル

が始まっちゃうヤツです。(笑)

 

で、この「ロボット」も典型的なマサラムービーなんですが、もうね、

なんかね、具合悪くなるくらいにはじけすぎ。(^ ^;)

超高性能人型アンドロイドが感情を持ってしまうことが軸になる話

なんだけど、当然描かれると想像される、その倫理感や切なさなんて

一切お構いなし!ぶっちぎりだぜ!イエス!

じゃあ爽快感があるかというと、主人公は藤岡弘似のオッサンでなんと

還暦超えだったりしてまして、もうカオス直前。ヒロインも超美形なん

だけど、もうすぐ40歳という。インド人って若く見えるのね。

 

いやしかし、マサラムービーだって分かって観れば、まあ楽しいんですよ。

CGは日本の特撮ドラマ以下だし、脚本ははちゃめちゃだし、演出は

古いしなんだけど、妙なパワーだけは感じます。事実、前半はつい吹き出して

しまう場面もいくつか。しかしこれがまた140分という長尺で、後半は

拷問に近くなります。

 

「ターミネーター」と「マトリックス」と「トランスフォーマー」を

足してミキサーにかけて「チャーリーとチョコレート工場」をつまみに

藤岡弘が一気飲みして演じるとできあがりそうな映画です。(ナンジャソラ)

チャレンジ精神旺盛な方はぜひどうぞ。(笑)

2012年5月21日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

最近の遠絡で

遠絡療法は経穴(ツボ)を刺激することによる全身調整療法

で、僕の重要な「武器」です。よく遠絡療法は何に効くの?

と聞かれるんですが、全身の調整法ですから極論すれば「何に

でも効くぜ!」ってことになります。一応、痛覚や触覚までもが

低下してしまった運動麻痺には効果がないとされていますが、

そうでない麻痺ならば改善する例が多いです。


やはり遠絡を選択される患者さんのほとんどは、これまでに

色々な治療を受けてきてあまり改善がみられない、あるいは

最初からさじを投げられてしまって諦められない、なんて方が

多いです。治療自体はキズをつけるわけではないので安全ですが

かなりの力で押すので痛いです。それを踏まえても頑張って

治したい、という心意気に何とか応えたいと思って治療に臨んで

います。


ちょうど今、顔面神経麻痺で顔半分が動かない患者さんを治療中

です。目が閉じられないので常に眼帯が必要ですし、口が上手く

動かないので唾液や食事がこぼれます。外見上もとても目立つので

外出がイヤになります。当初は治療の痛みでぐったりされていましたが

最近効果が出始め、表情も明るくなりよく笑って話してくれるように

なりました。本人はあまり自覚していないかも知れませんが、

明るく前向きになっているのはとても大きな変化だと思います。

まだまだ治療期間は必要ですが、完全な笑顔が見られる日を

楽しみにしています。

2012年5月18日 金曜日

カテゴリー 院長室

タグ