院長室

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「探偵はBARにいる」

いやあ、もうただただ洋ちゃん映画。洋ちゃん出ずっぱり。

あまりに洋ちゃんなので、気を抜くとなんかの番組の企画で

探偵ごっこしているように見えてくるので、注意です。(笑)

 

でも映画としてはしっかりしていて、非常にテンポ良く、演出も

効いてます。洋ちゃんが出ずっぱりなのも実はクライマックス

のための伏線だったり、洋ちゃんと同じ事務所のタレントをちょい役で

出したり、ミスリードのためだけに今をときめく若手女優を使ったり。

ミステリ部分はいまひとつですが、ベタなハードボイルド設定を

逆手にとって、リアルになり過ぎず、ありえねーな雰囲気になり過ぎず。

 

俳優陣もとても良く、特に松田龍平はついに父の遺伝子が覚醒し始めて

いる感じがします。ヒロインの小雪も設定にも助けられ、こういう映画に

不可欠なファム・ファタール役をしっかりこなしてます。

にしても西田敏行は出過ぎですな。予告編に2本も出てきたさ。(^ ^;)

ま、上手だからいいんですけど。

 

とにかく、突出した面白さはないですが、全体的に高得点のバランス良い

作品です。これからもっと興行収入増えるでしょうから、続編は間違いなし

ですね。原作は読んでませんけど、珍しく続編が観たい!と思った作品でした。

洋ちゃん、なまらよかったぞ!(^ ^)

2011年9月19日 月曜日

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