「三密」とか「ソーシャルディスタンス」とか、流行語大賞
にノミネートされそうな勢いですが、それらをする意味は
浸透しているでしょうか?
僕も三密は避けるべきとは思いますが、新型コロナウィルス
の性格がおおよそ分かってきて、現状深刻な被害がない以上、
臨機応変に施行すべきと考えます。例えば「密集」し場合に
よっては「密接」となる満員電車での感染拡大はありません。
パチンコだってあれほど目の敵にされましたが、こちらも
クラスターは出ていないですよね。そういう場面でまで、
厳格にするのは疑問を感じるわけです。
極論すれは「三密」の目的は飛沫感染を防ぐことです。密閉
環境で密集、密接すると飛沫による感染拡大があり得るから
しないでね、ってことです。マスクについても症状があれば
マストですが、症状発現前にも感染力があるので飛沫が届く
ような距離での会話では着用しよう、ということです。
この目的が省略されてしまって、おしゃべりをしない通勤や
通学でマスクしたり、話さないことが前提の映画館で席を
1つおきにしてみたりと、行為そのものが目的にすり替わって
いる印象を受けます。映画1人鑑賞派の僕は快適でいいです
けどね。(笑)でもこれを継続すれば映画館の経営は立ち
行かなくなって結果的に僕は困るんだよなぁ。ソーシャル
ディスタンスを保ってて、聞こえづらいからマスク無しで
大声で話す、なんてのはもう笑い話です。
「マスク警察」なんてのも流行語になりそうですが(^ ^;)
なぜ三密を守るのか、いま守るシチュエーションなのか、
という観点を忘れてはいけないでしょう。