院長室

« 2月 2024 10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

三密の意味

「三密」とか「ソーシャルディスタンス」とか、流行語大賞

にノミネートされそうな勢いですが、それらをする意味は

浸透しているでしょうか?

 

僕も三密は避けるべきとは思いますが、新型コロナウィルス

の性格がおおよそ分かってきて、現状深刻な被害がない以上、

臨機応変に施行すべきと考えます。例えば「密集」し場合に

よっては「密接」となる満員電車での感染拡大はありません。

パチンコだってあれほど目の敵にされましたが、こちらも

クラスターは出ていないですよね。そういう場面でまで、

厳格にするのは疑問を感じるわけです。

 

極論すれは「三密」の目的は飛沫感染を防ぐことです。密閉

環境で密集、密接すると飛沫による感染拡大があり得るから

しないでね、ってことです。マスクについても症状があれば

マストですが、症状発現前にも感染力があるので飛沫が届く

ような距離での会話では着用しよう、ということです。

 

この目的が省略されてしまって、おしゃべりをしない通勤や

通学でマスクしたり、話さないことが前提の映画館で席を

1つおきにしてみたりと、行為そのものが目的にすり替わって

いる印象を受けます。映画1人鑑賞派の僕は快適でいいです

けどね。(笑)でもこれを継続すれば映画館の経営は立ち

行かなくなって結果的に僕は困るんだよなぁ。ソーシャル

ディスタンスを保ってて、聞こえづらいからマスク無しで

大声で話す、なんてのはもう笑い話です。

 

「マスク警察」なんてのも流行語になりそうですが(^ ^;)

なぜ三密を守るのか、いま守るシチュエーションなのか、

という観点を忘れてはいけないでしょう。

2020年9月7日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ