症例報告

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骨粗鬆症

・ご存知の通り、骨粗鬆症とは骨がもろくなる病気です。病気とは言っても骨は老化に伴い必ずもろくなるので生理現象と言えなくもありません。しかし、超高齢化が社会現象となっている日本では深刻な問題です。やはり何と言っても骨粗鬆症で恐いのは骨折です。骨粗鬆症自体にはあまり症状がありませんから、骨折してから診断されることが多いのが現実です。骨粗鬆症で骨折されるのは高齢者ですから、そのまま寝たきりになってしまったり、車椅子生活になってしまったりする事が多く、つまり「骨折してからでは遅い」のです。
・そうなるといかに「予防」するかが重要です。女性では骨の強さが女性ホルモンに依存しているので、閉経と共に骨は急激にもろくなっていきます。レントゲンだけでは骨の強さは数値化できませんから、骨密度検査を行います。骨密度が一定値を下回っていれば、薬を飲んだ方がいいとされています。特に症状はなくても年に一度は年中行事だと思って(?)検査することをお勧めします。

2009年1月30日 金曜日

カテゴリー 症例報告 院長室

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