昨日はAKA−博田法の年に1回の学術集会で奈良に行ってきました。
年々参加される先生が増えているようで、マイナーな治療法ではあり
ますが、ニーズは高まっているのでしょう。しかしながら、こう言った
徒手治療は治療効果を客観的に評価できないので、自覚症状の変化に
頼らざるを得ません。開発者の博田先生は「痛みを治療するのではなく
関節の動きを治療するのです。」と常々おっしゃいますが、動きが
改善しても患者さんが痛いと言えば、臨床家としては負けのような気も
するのですよね。しかも「術」は術者の感覚に頼る部分が大きいので、
自分が正しい手技ができているのかも他者と比較しにくいという欠点
があります。まあそんな治療法でも、こういう集会に集まる先生方は
何とか治したいと志を高く持っているので、会に緊張感があって良い
雰囲気でした。
しかしですよ。帰りの電車まで時間があるので奈良駅でお土産を見て
いたら「鹿のふんピーナッツ」なる商品があるではないですか。しかも
中が見えないの。そら、アンタ買ってまうやろ。ドキドキして開けたら
何のことはない、見たことのあるよくあるあられでした。orz
崇高な気分があられで台無しね。数10分前まで、自分も頑張らねば、
と謙虚な気持ちだったのに、あられ一つに腹を立てるちっちゃい男に
成り下がりましたよ。皆さんも鹿のふんには気をつけなはれや!
余談。いやー今年のキングオブコントはひどかったっすね。去年の
バイきんぐが神すぎたせいもあるでしょうけど、今年は色モノだらけで
センスもあまり感じられなかった。浜ちゃんが「しんどいわ。」って言う
のはホンネでしょうな。そして当のバイきんぐもほったらかしという。
僕的にはさらば青春の光でしたねー。