全国の安田顕ファンの皆さまこんにちは。先週のレビュー作品と落差が
ありすぎて、情緒不安定じゃないのかと疑われそうですが(^ ^;)、そんなの
全く気にならないほどオモシロかったです。ヤスケン、ついにやったな…!
この作品、冗談抜きで300回くらい「変態」という台詞が出てきますが、
もう本当に下らないしお下品で、完っ全に変態なんですが、泣けるくらい
笑えます。女性のパンティーをかぶると超人的な力を発揮する主人公の
活躍を描く、と聞いただけで引く人には向いていませんが、ドリフのコント
やひょうきん族で育った世代にはゾクゾクしますよね。よね?
主人公を演じる鈴木亮平さんはこの作品のためにわざわざ肉体造りをしたと
いうまさに変態。(笑)肉体だけでなく、声も素晴らしく変態仮面を完璧に
演じ切りました。敵の変態達もお見事で、客の引くギリギリラインで
うまく演出した手腕に拍手を送りたい。だって、股間を押しつけて回転する
のが必殺技なんですもの。これだけでゾクゾクし…(略)
惜しむらくはラストでヒロインがとるある行動です。ここに羞恥と遠慮が
あった!ド不真面目なことを超真剣に描く映画なのだから、最後の最後に
遠慮しては台無しというもの。ここだけでももう1回撮り直して欲しい。
そうすれば満点の映画になるのに…。
で、ですよ。安田顕です。ヤスケンです。最大のライバル変態役なんですが、
何を隠そう彼はリアル変態なので、もう水を得た魚です。ブリブリ泳ぎまくって
ます。ヤスケンの持ち込み企画なんじゃないかと思うくらい泳いでます。この映画
で彼の魅力にとりつかれてしまった人は是非、「マッスルボディは傷つかない」
を鑑賞していただきたい。映画じゃないけど。
来週には洋ちゃんの主演映画も公開されるし、NACSファンには堪らない5月
の幕開けとなりました。
ちなみに題名に「HK」と入れることでチケット購入時の事故(笑)を防ぐ
配慮がなされておりますが、男はもちろん堂々と「変態仮面1枚!」と宣言して
買いましょう。20年前に原作を読んでいなかったのが悔やまれる…!
眞野くん、ありがと−!(私信デス)