スピルバーグ監督初のアニメ映画ということで注目の
「タンタンの冒険」を観てきました。
帆船の模型から暗号の詩が書かれた紙を発見すること
からとんでもない冒険に巻き込まれていく、という
往年のアドベンチャー映画王道のストーリー。
モーションキャプチャーを使用したデジタルアニメで
なまめかしいリアルな映像は一見の価値アリです。
…アリ、ですがそれ以上はあまりオススメ点がないのが
この映画の特徴で。(笑)
スピルバーグ映画らしいスピーディな展開と驚きの
アクションはまさに「インディ・ジョーンズ」と「グーニーズ」
を足して2で割ったかのよう。だけど、それぞれの方が
はるかに面白いという悲しさ。映像は確かにものすごい
んですが、脚本が失敗。爽快なはずの展開の隙間にちょいちょい
イラッとする箇所があり乗り切れないです。また主要キャラが
バカすぎて物語に入り込めない、という欠点もあります。
最も優秀なのは主人公と共に冒険をする飼い犬のスノーウィー
でしょう。(笑)
世界的に大ヒットしているそうですが、基本、子供向けです。
でも映像がリアル過ぎてて、もうちょとデフォルメした方が
子供受けはいいような気も…。なんとも残念な1本でした。
もう一方の話題作、「はりきりトムさんのスパイ大作戦!」(←オイ)
に期待です!(^ ^)