前作が思いがけず傑作だったので、期待を持って観た
「ハングオーバー2 史上最悪の二日酔い、国境を越える」
です。
話は単純で、しこたま飲んで朝目が覚めたら、ありえない
シチュエーションになっており、しかも記憶がない。
少ない手がかりを元に前夜に起きたことをたどっていく、
というストーリーです。
単純なんですが、その「ありえなさ」がぶっ飛んでいて、
一体何をしたらこうなるのよ!?な状況を一つずつ解決
していく様が、ある種サスペンスじみていて面白いのです。
この2作目もそのプロットは全く同じで、ぶっ飛び具合が
パワーアップしているわけです。前作の小ネタや登場人物が
満載なので、はっきり言って前作を観ていない人はオコトワリ
な感じ。よくもまあこんなこと考えつくわ、と半ば呆れます。(笑)
が、続編の宿命か、前作を踏襲しすぎていて、新鮮さがありません。
未だかつて1作目をしのぐ2作目、を観たことがないので仕方ないと
言えば仕方ないのですが、やはり残念。
そして足りない新鮮味を補うためか、お下品度はアップ。(^ ^;)
コメディー映画でモザイクって…。(*o*)
感動度も前作の方がはるかに上ですが、脚本、演出の妙はさすがです。
3作目もきっと観ちゃうんだろうな…。(笑)