月末にまだ講演とか勉強会とかあるのに
映画鑑賞。イキヌキも必要なのです。(笑)
今回の鑑賞作は「マチェーテ」。ロバート・ロドリゲス監督作品。
何年か前に彼が盟友クエンティン・タランティーノ監督と一緒に
2本立て映画企画をした際に、合間に架空の映画予告編を
作ったのですが、これがなんと大反響。(笑)
ファンからの要望もあり、なんと本当に作っちまった、という
なんともユニークな作品です。
もともと2人とも「B級映画、ホラー映画」の名手で、狙って
そういう映画ばかり作っている、いわば変人です。(褒めてます。)
数年前の2人の企画と言うのも、昔のB級映画ばかり複数本立てで
上映してた映画館(=グラインドハウスというらしい)の雰囲気を
再現したいというものでした。
そういうマニアックな映画企画の、しかもお遊び的な予告編の映画化な
わけですから、要するにオススメできるものではありません。(笑)
こういう背景を知らずに観ると単なるトンデモ映画にしか映らない、
だけど知ってるとサイコーに楽しめる、そういうスンポーです。
僕も2人の作品には随分ハメられてる(?)ので、恐る恐るでしたが
かなり面白かったです。超がつくほどのB級臭を漂わせた雰囲気の中、
超がつくほどのA級俳優が嬉々として演じているのを見ると、学芸会か!?
とツッコミたくなりますが、映画くさい映画って演じる側にも魅力なんでしょうね。
ストーリーには難点もありますが、もうこの雰囲気だけでOK!
勇気のある方は是非どうぞ!(^ ^)