院長室

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物販の対象

当院では他院と比べちょいと変わった治療を提供している

都合上、ちょいと変わった関連品を販売しています。HPの

「院内販売」で提示しています。

 

また栄養療法で扱うサプリメントの販売もしているので、

物販のみを希望される方もちらほらみえます。ただ、これら

の商品は治療の補助として提案しているものなので基本的に

通院中の方に限定したものです。患者さんの紹介で来た、

という場合も診察をしていなければ原則お断りしています。

ごめんなさい。m(_ _)m

 

治療は何らかの効果を狙って行うものですが、その過程が

無視されると思ったような効果がなかったり、却って不調に

なったりします。これはどんな治療にも言えることですが、

ウチみたいに特殊なことをしていれば、その過程がさらに

重要になります。つまり病態の診断ですね。

 

糖質制限なんかでもまだまだ誤解が多いですが、これは

治療と効果を短絡的に結びつけている弊害かと思います。

「疲れにマグネシウム」や「外反母趾にインソール」は

間違いではないですけど、疲れと外反母趾の診断は置き去り

にされている、みたいなね。

 

あとは見ず知らずの人の治療に責任は負えない、という

面もあります。ウチの治療に興味を持って頂くことは

大変嬉しいのですが、だからこそまずは病態把握を重要視

して欲しいです。病態把握ができるから治療計画が成り

立ち、その治療補助に商品があるので。

 

…と大見得切っておいて、コロナの影響で欠品中のものが

あったりして御迷惑をおかけすることもあります。(^ ^;)

そちらも併せてごめんなさい。商品自体は自身で使って

みたり、コストを比べてみたりと厳選したものなので、

安心して使って頂けるものばかりです。

2021年2月8日 月曜日

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検査価格改訂のお知らせ

現在、当院で行っている検査の中で、価格が変更になるもの

があります。まずは、

 

・G6PD 8800円(税込) → 5500円(税込)

 

です。これは癌治療に高濃度ビタミンC点滴をする際に行う

検査なので、ほとんどの方は恩恵にあずかれないですが (^ ^;)

これまで契約していた会社がこの項目自体を取り扱わなく

なるためで、代替会社を探していたところ随分安価にできる

ところを見つけました。しかもこれまで火曜日しか検体の

回収ができなかったのですが、今後は毎日可能になるため

結果報告も早くできます。この項目だけならば検査前に

食事を抜く必要はありません。既にこの価格で対応可能です。

 

もう一つが、

 

・有機酸検査 30000円(税込) → 32000円(税込)

 

です。こちらは尿検体を使った海外発送の検査ですが、米国

では数年前から値上げされていましたが、日本では据え置き

価格でした。コロナの影響もありついに日本でも値上げに

なるようです。こちらは4/1に米国到着の検体以降が対象

になりますので、3/26午前までに日本の管理会社に到着

した検体は30000円で可能です。有機酸検査を検討されて

いる方は、お早めに。

 

以上、御了承の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m

2021年2月5日 金曜日

カテゴリー お知らせ

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小児の栄養療法

副腎疲労や腸内環境の悪化、重症アレルギー、自己免疫疾患

などなど西洋医学の治療では限界がある病態に栄養療法が効果

あるかも、という方向で脚光を浴び始めて数年。もちろん全て

の方に効果があるわけではないですが、なぜ効果が出ないか、

もまた栄養療法の範疇ではあるので、非常に応用範囲が広い

のは確かです。

 

しかしながら、応用範囲が広いがために却ってどんな病態に

適応できるのかが分かりづらくなってしまっている、という

側面もあります。自身が栄養療法にチャレンジする価値はある

のか、と悩んでしまう方もいるようです。逆に「○○は治るか?」

と詰め寄られることもありますが (^ ^;) 、ベースとなる栄養の

過不足が改善すれば良くなるかも、としか言えない歯がゆさ

もあります。

 

さて、そんな中「子供に栄養療法はOKですか?」と聞かれる

ことがしばしばあります。何か症状に悩んでいればもちろん

OKですし、実は特に症状が無くても1度は栄養療法的な分析

をすることをお勧めしています。

 

それはひとえに「成長が大量の栄養を消費するから」です。

大人が思っている以上に、成長には様々かつ大量の栄養素が

必要です。成長期ほど栄養失調になりやすい、と考えても

良いくらいです。それを分析して食事に繋げられれば、将来

出るかも知れない症状を抑えることができる、つまり予防に

なるので小児は栄養療法の良い適応になるわけです。

 

ただ血液検査ができるようになるには、ある程度の年齢に

なっている必要があるので、小学生になって成長が加速する

前、というのが実際ではあります。有機酸検査は尿検体なので

全年齢対象ですが、コストが高いのと分かることが限られる

のがネックです。

 

いずれにしても、栄養療法は非常に応用範囲が広くかつ

予防に繋がる、というのが大きな魅力です。そして成長期

こそ、しっかり栄養の状態を把握しておく必要がある、と

覚えておいてください。子供に嫌われたくないので無理に

検査はしませんが (笑) 、本人の了解が得られれば是非

行って欲しいですね。

2021年2月4日 木曜日

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肩コリの対処

腰痛の8割は原因不明、なんて教科書にも堂々と書かれて

いますが、肩コリや頚の痛みも意外と同様で、せいぜい

ストレートネックやPC作業の増加が挙げられるくらいです。

 

整形外科ではどうしても骨の異常に原因を求めがちで、骨に

問題がないと途端に “異常なし” になってしまう傾向があり

ます。もちろん最初から原因が判明することの方が少ない

ですから仕方がない面はありますが、少なくともコリや

張りを感じるのは筋肉なので、筋肉に対するアプローチは

もっとあっていいはずです。

 

まずやはり負荷を軽減するのを第1に考えたいところです。

頭の重さは4〜5kgはありますから、下向き作業や顎が突き

出た姿勢はその重さを支えるため過剰に負荷がかかります。

常に「背骨の真上に頭を置く」と意識するだけでも少し

症状は緩和されるかも知れません。

 

姿位に気を付けていても、同一姿勢が続いたり脱水傾向に

なると筋肉間の癒着・密着が起きやすくなり動きが制限され

ます。こういう場合は積極的な運動療法が有効です。整体

でもいいですし、ハイドロリリースも良いですね。併用する

と効果倍増です。

 

そして筋肉は酸素需要が高い臓器であることから酸欠に

非常に影響を受けます。酸欠も様々に要因がありますが、

ストレスを感じている時は血管が収縮して酸欠傾向になり

やすいです。また、糖過剰や鉄不足でも酸欠が起きます

から、ここでは栄養療法の介入が有効です。痛み止めの

湿布や飲み薬は血管を収縮させるので、この場合は使用

NGとなります。

 

負荷を減らし、動きを改善して、酸欠を予防する。うん、

標語に推薦されるかも知れん。(笑) それぞれ各論はさらに

細かく分かれますが「骨に異常はないから湿布で様子見」

よりはマシじゃないでしょうか?

2021年2月1日 月曜日

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