院長室

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注射のあれこれ

「注射」と言うと、いやーこわーい!と無条件に拒否反応を示す人もいますし、

痛いからヤダ、という人もいるし、クセになるんでしょ?と未だに都市伝説的な

迷信を信じている人もおり、概して嫌われる傾向にあります。(^ ^;)


注射には大きくわけて、「抜く」場合と「入れる」場合があります。関節に水が

貯まっているの「抜く」場面や、ワクチンなどの薬剤を「入れる」場面が想像

しやすいでしょうか。「抜く」時の方が太めの針を使うので、刺す時の痛みは

この方が強いかも知れません。一方「入れる」時は細い針を使えば刺す痛みは

あまりありませんが、使う薬剤によっては薬が入る時に痛みを感じます。じゃあ

どっちにしろ痛いやんけ!と言われればまあそうなんですが(^ ^;)、そもそも

整形外科やペインクリニックでは痛みがあるから注射をするわけで、治療と思って

頂けるとありがたい。フォローになってないか。(笑)


痛みに対する注射も、実は方法は様々です。痛みの部位に関係なく鎮痛剤を打つ

場合もあるでしょうし、痛みの場所に麻酔剤を打つこともあります。また痛みを

誘発する部位に注射するなんて方法もあれば、痛みを感じる神経そのものを麻酔

させてしまう、なんて方法もあります。僕としては短絡的に鎮痛剤を注射するのは

却って病態を隠してしまうことにもなるので、あまりオススメしていませんが、

急場しのぎが必要な方にはもちろんし使用します。急場でない慢性疼痛でも、

痛みを誘発する部位に注射をすると楽になり、しかも結構効果が持続したりする

ので漢方薬でコントロールできない時には積極的に使ったりもします。


注射は患者さんに随分と誤解されている向きもありますが、医療サイドからしても

ついつい短絡的に使用しがちなものでもあります。どんな目的で、どこにどう効か

せるのか、を常に考えて行う必要がありますし、それをきちんと説明できなければ

いけないです。なんせ、痛いことさせてもらうんですから。(笑)


ちなみに関節の水を抜くとクセになるのは迷信です。関節内に軟骨のカスなどの

異物がある場合は繰り返し炎症を起こすので、水が溜まりやすいだけです。注射で

水が溜まるわけではありません。そんな理屈があっても「水を抜くのだけはイヤじゃ〜」

と懇願されると、なかなかできないものですが。(^ ^;)

2013年7月15日 月曜日

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いまさら鑑賞記

忘れた頃にやってくるDVD鑑賞記、殺人的猛暑のこの夏はアウトドアより

むしろ室内映画鑑賞がオススメです!と自分に都合のよい過ごし方を推して

みたりして。(^ ^)では早速。

 

・「グッモーエビアン」

大泉洋、麻生久美子主演のハートフル家族コメディ。これは良いです。洋ちゃん

ファンであることを差し引いてもこれは良いです。洋ちゃんのキャラの演出は

やややり過ぎですが、とてもまとまりがあって無駄のない脚本で入り込めます。

何と言っても子役の三吉彩花が抜群にイイです。子役と言っても当時15才なん

ですが、めっちゃウマい。かつかわいい。芸達者な洋ちゃん、麻生さんに全く

負けてません。恐るべし。かつかわいい。洋ちゃんのファンサービス満点の

メイキングも是非観て下さい。

 

・「サイタマノラッパー」1〜3

超低予算&超ローカルな田舎ラッパーの話。じわじわと人気が出てなんと第3弾

まで作製されちゃったのですよ。僕は全くラップミュージックに心動かされない

ので殿堂入り(マイライブラリーに入ることね)は成されませんでしたが、確かに

面白い。実は入江悠監督の特徴は、シーンの長回しです。クライマックスはもう

異常に長い。それをやらされる役者さん達はたまったもんじゃないんでしょうけど、

それで生まれる緊張感がハンパないんですよ。しかもラップだから、台詞量は

とんでもないことになってます。一見の価値アリです。ちなみに僕は第2弾の

女子ラッパーの話が好きです。こちらもメイキングを是非観て欲しい。

 

・「ザ・レイド」

インドネシア発の警察アクションモノ。タイ発の「マッハ!!!」の例もあるので、

一体どんなアクションが展開されるのかドキドキでした。ストーリーは主人公達が

麻薬王の支配するビルを敵と戦いながら上へ進むというこの上なくシンプルなもの

ですが、これはまあアクションを引き立てるための演出でもあるのでしょう。で、

肝心のアクションですが、シラットという武術を駆使した、さながらカンフーもの

っぽいスピード感あふれるシーンの連発で、なかなかのもんです。しかし男達の

挽歌さながらの、不死野郎だらけで、後半はげんなり。なんせ、蛍光灯を首に

ぶっ刺されたまま普通に戦うんですもの。ゾンビ映画かよ!と。まあでもアクション

好きにはよいオカズです。

 

・「SPL 狼よ静かに死ね」

ドニー・イェンVSサモ・ハン・キンポー、と聞いただけでだいたいどんな内容か

分かっちゃうよね?的な映画。一応警察モノですが、ルール無用に復讐し合う様は

かなり非道徳的です。まあアクションを引き立てるため…(略)

しかしながら、あまりに演出がひどいので、肝心のアクション大御所対決も少し

しらけます。デブゴンの相変わらずのキレの良さには舌を巻きますが、主要キャラ

死にすぎ。しかもみんな身勝手。主人公達に感情移入できないとアクション映画の

魅力半減という好例でしょう。コレを観るなら、是非「イップマン」の方を。

 

・「FUNKIST South AfricaにThank youツアー」

映画ではないのですが、FUNKISTというバンドが南アフリカに行った様子を描いた

ドギュメンタリーです。あまりメジャーなバンドではありませんが、名曲多しです。

「愛のうた」は僕の傑作トップ5に入ります。ロックバンドなのにフルートが入る

のが特徴なんですが、2年前にフルート担当の女性が亡くなってしまったんですよ。

フルートのないFUNKISTなんて考えられない…。今ではさらに1人脱退して5人に

なってしまったので、7人当時の姿を拝める最後の映像かも知れません。陽子ちゃん

が楽しそうにフルートを演奏する姿を見ると泣けてきます。もっと知られるといいなぁ。

 

2013年7月11日 木曜日

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36℃ですと?!

しかも明日は最高気温37℃の予想。ツッコミ入れる気力すら奪う温度です。

犬の散歩に行くだけで犬並みにハアハア言ってますからね。まあ通勤も屋外での

仕事もない僕が愚痴るべきではないんですが。(^ ^;)


さてこんな状況では当然熱中症がコワイですね。もちろん水分+塩分をしっかり

補給することが第1です。スポーツドリンクは予防になりませんから気をつけて。

漢方薬では清暑益気湯という夏バテ用の処方がありますが、もちろん熱中症を治す

ようなレベルではありません。食欲低下とか下痢にはよく効きますけどね。


あと高熱環境ではタンパク消費も亢進しますから、いつも以上にタンパク摂取を

することも大事なんです。暑いからって冷や麦とかそうめんばかり食べてると、

あっという間にタンパク不足になってしまうので用心してください。かと言って

脂っこいものは無理!な時は、豆腐+じゃこ+鰹節+生卵+薬味がオススメです。

ここに梅のソースなんてかけると塩分補給にもなってさらにいいですね。豆腐

ステーキにしてわさび醤油、なんてのもオツですな。(^ ^)


あと屋外作業などで、思いがけず日焼けして皮膚が真っ赤になって痛い時は

もちろん湿潤療法の登場です。日焼けは一番軽いヤケドですから、何はともあれ

ワセリンで覆ってしまえば楽になります。かなりひどい場合はさらにラップで

覆ってアイスノンで冷やしましょう。


「いやぁ、庭の草刈り2時間やっちゃってなー」とか言うじいさまの発言に

びっくらこきながら診療しています。(笑)

くれぐれも暑さ対策をしっかりしてくださいね。

2013年7月8日 月曜日

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「ハングオーバー 最後の反省会」

まさかの第3弾。「〜最後の反省会」となっていますが、原題では単に「Part III」

なので全くもって最後とは限りません。ホント邦題っていい加減だ…。ちなみに

反省会もしてません。トホホ

 

さて、この映画は下品、下劣、下世話の3G映画(?)と言って良いほどの内容

なんですが、脚本がメチャメチャ面白いことで密かにヒットした作品です。

なんせ、男達が乱痴気騒ぎして朝二日酔いで目覚めたら、ありえないことになって

いて、さらに何が起こったのか誰も覚えていない、という設定なんです。若干

耳が痛い部分もあるわけではありますが(笑)、一体何が起こったのか探っていく

過程がミステリじみていてものすごく面白いんです。しかもギャグばかりでなく

しっかり人間ドラマで最後にはしんみりさせ、かつエンドロールでまた落とす、

というギミックが最高でした。

 

しかしこれは PartI の話。PartII はいささかやり過ぎ感があり、今作では前2作の

尻ぬぐい的な内容になってしまいました。つまり一見さんは一切お断りです。前2作

を観て、かつ嫌悪感を抱かなかった人のみという門の狭さ。(笑)ギャグの突き抜け

感も今ひとつなので、エグさだけが残る感もあり、邦題通りに最後にした方が潔い

かなと思いました。だいたい今作はハングオーバー(二日酔い)してませんし。

それはアカンやろ、と。

 

まあそれでも、いい大人が酒に酔ってハチャメチャな展開になって、なんとなくうまく

まとめてハッピーエンド、という単なるおバカ映画ではないので、これを機に是非

第1弾を観てみてください。挑戦者求ム。(笑)

2013年7月4日 木曜日

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半年過ぎちった

早いもので今年ももう半分が経過してしまいました。思えば元旦に父が倒れてから

怒濤の日々でした。父はまだ入院中で、復帰できたとしても今まで通りの診療は

無理っぽいので、日野医院の方は閉めようと思っています。急にだと患者さんが

混乱しますので、まあ年内を目処に進めていくつもりです。クリニックの方の

体制も変えざるを得ないので、また都度報告していきます。


ケガの功名というか、おかげで皮膚科の患者さんを診る機会が増えました。もちろん

専門的な知識も経験もないので、僕の能力を超えそうなものは紹介していますが、

皮膚疾患ほど治療の「深さ」を感じるものですね。漢方で言うところの本治と標治

です。一般的な外用剤はかゆいところや赤いところに塗布するものですが、これは

もちろん一番浅い治療ですね。皮膚疾患の多くはアレルギーに起因しており、つまり

皮膚疾患の多くは腸に異常があると考えられます。そうすると腸内細菌を始めとした

腸内の環境を整えることが根本治療になりそうです。しかしながらそれではすぐに

かゆみは取れませんから、外用剤を主に食事を整えていく、という方針が正解の

ようです。


漢方薬は腸に作用するものがやたら多いので、実は皮膚疾患の根本治療に近い部分に

作用するのではないかと思っています。また外表に作用するものもあるので、外用薬の

助けになるものもあります。皮膚外用薬と食事指導、そして両方の助けになる漢方薬、

という組み合わせが僕が提供できる現在最善の治療です。外用薬に関しては父のノウハウ

と熟練のスタッフがいますので、ここはおんぶに抱っこで(^ ^;)、これからもできる

範囲で皮膚科疾患とも付き合っていきたいと思います。特にこれからの時期はアセモ

や水虫など、患者さんが増えますのでビクビク…じゃなくてワクワクです。(笑)

2013年7月1日 月曜日

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