さて今年も需要があるかどうか不明な映画レビューを
していきますよぅ。
一発目は「カンフースタントマン」。スタントマンとは
俳優の代わりに危険アクションを行う言わば身代わりです。
それがカンフーであれば尚更危険度が高いですから、
映画製作には欠かせない存在なんですねぇ。貴重な彼ら
のコメントを集めた画期的な作品が本作です。
…うーん、無理があるか。(笑)まずスタントマンが影の
存在なのだから「ああ、彼ね!」とはならないし、どこまで
行ってもその他大勢なんですよね。
ただ僕みたいに幼少期をジャッキー・チェン映画と共に
過ごした世代には目から鱗のウンチクの塊で、メチャ
楽しめました。多分マッハで上映が終わるので、興味の
ある方は早めの鑑賞をオススメ致します。
そしてまさかの続編「嘘八百3」です。「2」が大してヒット
してなかったのによく突っ込んだな、と。さすがに初見
さんには理解できない部分が多く、ストーリーも凡庸。
中井貴一さんが好きなので演技が見られただけで満足する
…ほど優しくないので、演出の雑さが気になりました。
そもそも詐欺師の悪巧み的な話だったのに、回を追う毎に
何かエエ話になってるという観ている方が恥ずかしくなる
演出。中井さんを人間味のある小悪党にしておいた方が
話が拡がると思うんだけどなぁ。
なんか次作も匂わせているのが恐ろしいですが(^ ^;)
このクオリティなら観ないかも。
とまあ、辛口発進ですが正直続編には飽きてきたので
ここらでガツンとオリジナル脚本の映画が観たいもの
ですな!