最近のトム様はアクション映画ばかりで、そのどれもがあんまり変わり映え
しないとなるともう、トム様さえ見られれば良いんです!クゥゥーーー!的な
人しか耐えられないことになってしまいますが、今回はアクションでもSF
なので、映像美や演出の部分で差別化ができておりました。
ま、僕はクゥゥーーー!側なので、もちろん楽しめましたが、SF映画として
見ると、コスチュームもメカニックも設定も敵もそしてオチさえも、どこかで
見たことのあるようなもので、よく言えばオマージュなんでしょうけど、悪く
言えば古い。(笑)
それでも「常識を疑う」=「変化を恐れるな」というようなメッセージは情報に
支配された現代人に響くものかも知れません。あとすごく自然を雄大に美しく
描いていますが、CGじゃなく極力実際の映像を使っているんだそうな。これには
驚きました。もちろんスタントマンもなしだぜ!って徹子の部屋でトムさんが
言ってた。(^ ^)
僕が幼少時に度肝を抜かれたSF大作「砂の惑星」のような派手さはなく、ちょい
ミステリタッチな作風は傑作「月に囚われた男」に似ている感じです。この映画
が好きな人には…退屈でしょう。(あ、ネタバレか ^x^)
俳優陣もモーガン・フリーマンさんが出てますが、もう物理的にトムさんの映画
(コレもネタバレ?笑)なので、やっぱりクゥゥーーーな人向けだとは思います。
まだスタローン師の「バレット」、イップマンの半生を描いた「グランド・マスター」
が控えていますので、アクション好きには忙しい月になりそうです。(^ ^)