HP開設から4年と半年、カウンターが10万 hit を越えました。減るものでも
ないし数字を稼ぐことが目的でもないので、別に感慨もくそもないんですが、
でもそれだけの方が興味を持ってくれたというのは素直に嬉しいです。(^ ^)
同時に医療の情報源としての役割を果たせてきたのか、ということが気になります。
現代は情報社会で様々な情報が一瞬で入手できます。ですがそれは有象無象で
選別されたものではありません。特に医療に関する情報は、健康に寄与するもの
ですので、重要性は高いと思っています。治りたい一心で自分の病気のことを
調べたり、はたまた自分の受けている治療が正しいのか調べたり、ネット情報が
患者さんの不安解消の第1歩となるツールであるのは間違いないでしょう。
HPを作って情報を公開するのは、もちろん宣伝もあります。ですが、こういう
性質の情報であるがため、「正しい」情報を公開するという精神が必要であると
思っています。宣伝重視で患者さんを自院の利益に誘導する手法は間違っては
いませんが、品がないとも思うのです。その辺りが医療の特殊性なのかもな、
とも感じます。
ただ、「何が正しいか」は実に難しい問題です。昔は否定されていたことが現在
では王道になっていたり、逆に全く当然のように行われていた治療が実は根拠の
ないものだったり、とめくるめく “常識” は変わります。そうすると僕がHPで
できる情報公開は、仮に自分が心血注いだ治療法であっても、距離を置いて客観的
に評価していくことなのだと思います。その姿勢を貫くことが「正しい」情報への
近道ではないかと考えています。
ま、当たり前のことをちょっと大袈裟に書いちゃいましたね。カッコつけですね。(^ε^)
ではまた、「気付けば20万」でお会いしましょう。(笑)