昨日も見事な秋晴れで気持ちのいい一日でしたが、小中学校では運動会
シーズンで、捻挫や打撲、すり傷の患者さんが増加中です。
もちろんウチでは漢方治療や湿潤療法を行っていますが、
外傷の基本は、何をおいてもアイシングと安静です。
外傷直後は大なり小なり炎症が存在します。炎症所見の中でも
「腫れ」が長引くとそれだけ治癒も遅延しますので、とにかく早く腫れを
引かせるのが得策なのです。そういう意味でアイシングと安静は不可欠です。
ですから身体を温める行為は逆効果になることがあるので注意してください。
大人の場合、「酒で痛みを散らす」なんてのは自滅行為ですのでやめましょう。(笑)