高濃度ビタミンC点滴は抗癌治療として有名になっています。
これはまた詳細を見て欲しいのですが、要はビタミンCが
高濃度になると癌に対する効果が出る、ということです。
そして、それは口腔経由で達成されるレベルではないん
ですね。
おお!スゲー!…となりそうですが、実際にはそんな簡単
ではありません。ビタミンCはとても重要なビタミンである
のと同時に、身体に配られる順番が決まっているのです。
最もたくさん供給されるのは副腎なんです。
つまり、もの凄い副腎疲労があったり、それを助長する
ような食事をしている場合は、そちらにビタミンCは供給
されてしまうので、結果的に十分な血中ビタミンC濃度に
達しないのです。これが難しいところなんですよ。
特に、抗癌作用を発揮するには血中の糖濃度がそれほど
変動しないこと、そして酸素欠乏環境が悪化しないことが
重要になります。ここを疎かにすると折角のビタミンCも
ヘソを曲げます。ということは…まあお察しの通りです。
特に日本人にとっては癌対策は結構必須です。その一つに
ビタミンCが挙げられるのはとても素晴らしいことと思い
ますが、それを際立たせるためには糖を摂取する順番と
酸素欠乏にならないためのアプローチが重要になります。
きっと、皆さんや皆さんの周辺の方にも大切な情報になる
はずです。