例年ほどではないですが、気温上昇でケガの症例が増え
始めました。詳しくは、当院の治療ページを見て頂きたい
ですが簡単に言うと“消毒薬とガーゼを使わない!”という
方法です。
いわゆる手術にならないような軽微な外傷は、何となく
上司の処置を盗み見して自分流に仕上げてきました。ここで
問題がなければ良いのですが、意外とトラブルの種があり
結局患者さん自身の身体にも、経済面でも「?」な結果に
なっていたのです。
現状の処置に行き着くまで、提唱者の夏井先生を初め、
幾つもの諸問題を解消してきましたが、恐らく一番効果が
高いと思います。一番のメリットは意外にも医療用品で
なくても応用可能、という点でしょうか。
ちゃんとキズが治る仕組みを理解していれば、例えば
屋外であっても日用品を利用して対処が可能です。これは
大きい。そしてそれを先生に伝えれば、さらに褒めて
貰える。これもまた大きい。(笑)とにかく日常的に頻発
する病態なので、ここから日常的に広めて行ければ、
もっと恩恵を受けられるはずでしょう。
惜しむらくは、まだまだそれが一般化していないという
点です。これから、お子さんや御家族など「あ!」という
ようなケガが増えると思います。できればその前に、
ケガが治る仕組みを身に付けておくと良いと思います。