花粉症シーズンは少し落ち着いてきましたが、季節関係なく
症状が出る人もいますよね。それでも検査では陽性が出ない。
検査セットに含まれない抗原にやられているのか?あるいは
別の原因なのか?悩ましいところです。
原因が分からないと延々と抗アレルギー剤を服用することに
なりますが、それによる副作用に困る人もみえます。例えば
口渇や眠気。漢方薬の場合はそれらの副作用は少ないですが、
それでも結局は根治療法にはなりません。
根治を狙う場合、その焦点はズバリ腸になります。昨今、
腸内環境が大事と言われ続けていますが、実はアレルギー
の諸症状も腸と関連が深いんです。腸の状態はなかなか血液
検査でははっきりしませんので、特殊な検査が必要になって
しまいますが、それでも根治を狙うならやるべきかな、と
思います。
具体的には遅延型アレルギー検査と有機酸検査です。どちら
も3万円以上と高額ではありますが、腸内環境の精査には
向いていると思います。僕は花粉症はないですが、有機酸
検査はひでぇもんでした。(泣)検査結果によって当然方針は
変わりますが、僕は体調が改善しましたよ。
学校へ提出する書類には、遅延型アレルギー検査の異常や
有機酸検査の結果などを記す部位はないですし、小児科的
には遅延型アレルギー検査の結果全てを制限するのは危険
と言っていますので、子供の場合は難しい局面もあると思い
ますが、何よりしんどいのは本人ですから手を差し伸べて
あげられれば、と思います。