既に院内には掲示してありますが、今年はインフルエンザの検査は
実施しません。発熱や咳などの症状からではコロナかインフルエンザ
か見分けがつかない以上、検査はコロナウィルス対策に準じた設備
が必要になるからです。
特にインフルエンザの検査は鼻腔粘膜を検体とするので、施行時に
咳やくしゃみが出ることが多いです。飛沫感染リスクが上昇する
ので、コロナウィルス感染症だった場合を考慮しそれなりの防護
環境を整えなければいけないんですね。
ウチの場合、専用の検査スペースを設ける余裕はないし、動線も
分けられないので検査自体をしないことにしました。ただ検査は
しないというだけで治療はできますので、もちろん不調の時は
いらして頂いて構いません。まあ漢方薬になりますが。(^ ^;)
他のクリニックでも同様の判断をされることが想定されますので、
もし検査を希望される場合は予め電話等で確認してから受診
する方が良いと思います。場合によっては検査の時間も指定が
あるかも知れません。検査施行施設を知る方法はまだ明確に
なっていませんが、直接クリニックに問い合わせるか、保健所
に尋ねるかが確実でしょう。ご迷惑をおかけ致しますが、
ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
まあぶっちゃけ基礎疾患のない若年層がコロナに罹ったところ
で恐れることはないんですが、世間の流れからするとこのような
対策は致し方ないところだと思います。現状、マスク手洗い効果
のためかインフルエンザの発症は認められていませんので、
そもそも検査が必要になる機会自体が減る、という予測も成り
立ちます。
そうなると、やはり重要になるのは予防です。引き続きの手洗い
や、至近距離で話す時のマスク着用は必要でしょう。寒くなり
ますが、人が集まる場所では可能な限り換気もしておいた方が
いいでしょう。もちろんビタミンCなどの摂取も有効です。
首周りを冷やさない工夫も大事ですね。今後メディアはまた
煽るでしょうけど(^ ^;)以上のことができていれば大丈夫。
惑わされてパニックになる方が怖いです。