院長室

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「完全なる報復」

今回鑑賞したのはジェイミー・フォックス主演の

「完全なる報復」。

チンピラに妻と子供を惨殺された男の復讐劇で、

プロットとしてはありがちです。ですが、コレ

脚本が抜群に面白い。誰が脚本書いたのか見てみたら

なんと、僕が愛してやまないB級アクション映画の傑作

「リベリオン」を監督したカート・ウィマーさんじゃ

ありませんか。さすが。

 

検事役のジェイミー・フォックスと復讐鬼と化した

ジェラルド・バトラーの演技も冴えていて、見応えの

ある映画でした。少々エグいけどね。(^ ^;)

だがしかし、この邦題はいただけない。

この映画、罪人の人権保護だとか司法取引だとかのせいで

正当に罪を問えなかったりする不完全な司法に対する問題提起が

主題なんですが、それに対し原題は「LAW  ABIDING  CITIZEN」

(市民を守護する法律)。強烈な皮肉なわけです。

それを「報復」なんて超訳しちゃうのは問題だよね。

作り手の意図が伝わりにくい。

 

とは言え、先の読めない展開で非常に楽しめます。是非

どうぞ。

…って、この辺じゃ「TOHOシネマズ名古屋ベイシティ」でしか

やってないので、名古屋駅からあおなみ線乗り換えなんす。

手間かけて観に行く甲斐はありますよ!?(笑)

2011年2月2日 水曜日

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