今回鑑賞したのはジェイミー・フォックス主演の
「完全なる報復」。
チンピラに妻と子供を惨殺された男の復讐劇で、
プロットとしてはありがちです。ですが、コレ
脚本が抜群に面白い。誰が脚本書いたのか見てみたら
なんと、僕が愛してやまないB級アクション映画の傑作
「リベリオン」を監督したカート・ウィマーさんじゃ
ありませんか。さすが。
検事役のジェイミー・フォックスと復讐鬼と化した
ジェラルド・バトラーの演技も冴えていて、見応えの
ある映画でした。少々エグいけどね。(^ ^;)
だがしかし、この邦題はいただけない。
この映画、罪人の人権保護だとか司法取引だとかのせいで
正当に罪を問えなかったりする不完全な司法に対する問題提起が
主題なんですが、それに対し原題は「LAW ABIDING CITIZEN」
(市民を守護する法律)。強烈な皮肉なわけです。
それを「報復」なんて超訳しちゃうのは問題だよね。
作り手の意図が伝わりにくい。
とは言え、先の読めない展開で非常に楽しめます。是非
どうぞ。
…って、この辺じゃ「TOHOシネマズ名古屋ベイシティ」でしか
やってないので、名古屋駅からあおなみ線乗り換えなんす。
手間かけて観に行く甲斐はありますよ!?(笑)