院長室

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ホントに総括

昨日で仕事納めしまして、改めて

ちゃんと総括しようと反省した次第で、

なんだ、2日前のブログは前フリかよ!

なんて思わないでね。(笑)


僕の中で、医はやはり「仁術」です。

一昔前は「医は算術」と言われ、現在は

よく「医は話術」と揶揄されています。

また、よく経営プログラムの中では

「医療もサービス業だということを自覚して…」

なんて語られたりします。

結果、患者“様”と言ってみたり、バカ丁寧な

応対をしてみたり。


それらが無意味とは言いませんが、サービスでも

算術でも話術でも全てひっくるめて患者さんの

ことを思っての行為かどうかが重要なわけです。

「スマイル0円」なんてCMがありましたが、価値のない

笑いを貼り付けても医療としては無意味だと思うのです。

患者さんを叱る医者は嫌われますが、思いやりが

伝わればそれは立派な医療だと思うのです。


自分は果たして仁術として医療行為ができていたか?

1年を反省する基準はそれです。多分来年もそうやって

振り返ると思います。

自分は経営者でもあるので、算術も考えるし、納得して

もらうために話術も練ります。差別化を計るためには

何がサービスと感じてもらえるかのリサーチも重要でしょう。

それが仁術に結びついているのか、を自問自答してみます。

それが来年に繋がればいいなと思います。


来年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆様、よいお年を!


2010年12月31日 金曜日

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