院長室

« 2月 2025 1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

打率とお手つき

・漢方薬を使う先生たちの間では、しばしば「打率とお手つき」の話が出ます。打率とは何割の患者さんに効果のある漢方薬を処方できたか、ということで、効果のある薬を見つけるまでに何回処方を変えたか、というのがお手つきです。
もちろん打率10割、お手つき0回というのが理想ですが、現実にはありえません。ですが、やはりその高みを目指したいものです。そして先日紹介した漢方薬の病名投与では、いいトコ打率3割です。漢方を始めるには病名投与がまず基本になりますが、そのままでは打率は上がらないものです。漢方独自の理論を臨床の現場で使えるようになると打率は上がっていくようです。そして、打率が上がってくると感動して漢方にハマるんです。

2009年4月10日 金曜日

カテゴリー 院長室

タグ