先週からまた父の体調が悪くなり、日野医院の方の診療を休んでおります。
医院をクローズにするわけにもいかず、僕が掛け持ちで診療しているため、
クリニックの方の待ち時間が長くなっています。申し訳ありません。初診の
方はやむを得ず後回しにせざるを得ない場合もあり、心苦しいのですが
何卒ご容赦ください。
…って、これ新年早々に書いた文章と同じような…。(^ ^;) 父は68歳で、
医師としてはまだ引退するような歳ではないのですが、あまり頻繁に休診
するようであれば患者さんに迷惑ですしスタッフも疲弊しますので、何か
対策を練らないといけないかも知れません。経営者に必要な能力の一つに
危機管理能力というのがありますが、これは平たく言えば「怖がる」こと
なんです。
会社経営や大きなプロジェクトでは何かトラブルが起こってからでは遅く、
いかにそれらを数多く想定して、未然に防げるかがコスト面でもサービス面
でも重要です。もちろんトラブルが起きてしまった時にどう対処するのかも
大事な能力ですが、起こらないように準備することがより重要と思います。
かの本田圭佑選手も「準備」という言葉を多用し、またそのための
「時間配分」を気にしていますが、これは全く経営者の発想です。無回転
ボールよりもここに僕は感心します。(笑)
ウチの現行の危機管理はやはり父が診療できなくなることへの対処でしょう。
急に廃業になれば患者さんは行き場を失いますから、クリニックで診療できる
方は早めに切り替えるなどしておかないといけないですね。かと言ってクリニック
があふれてもまた迷惑をかけるので、根本的な診療スタイルの変更は避けられ
ないかも知れません。そのあたりをどこまで「準備」できるか、いつまでに
やるのかが大事になってきます。
いずれにしても、その時には患者さんに多かれ少なかれご迷惑をおかけする
ことになると思います。何とか最小限に止められるよう経営者センスをフル
動員して考えますので、どうぞ宜しくお願い致します。