院長室

« 2月 2025 6月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

飲んでも飲まれるな

お酒の話ではありません。(笑)

漢方薬を飲んでいて、ある程度効果が実感できた、あるいは

症状がなくなった、という時によく聞かれるのが

「いつまで飲み続ければよいか?」

ということです。別にずっと飲んでいても体に害があるわけでは

ないのですが、個人的には薬はなければない方がいいと思うので、ilm09_ah01014-s1

上の質問が出るころには、どんどん内服量を減らしていきます。

減らしてみても調子が良いようであれば、中止してみます。

要は、薬との良い付き合い方は「薬を自分でコントロールできる」ことだと

思うのです。


「生理の前にこの薬を飲んでおくと楽なのよね。」とか「寒くなってきたから

冷え防止にこの薬を始めるか。」なんて具合に、自分で薬を使うタイミングを

つかめていると非常に生活が安心です。

もちろん最初は医師の言う通りに飲んで欲しいのですが、そのうち合う薬が

見つかれば自分なりの使い方を探してみるのも面白いと思います。

実際、患者さんから意外な使い方を教わることもあります。

2009年10月14日 水曜日

カテゴリー 院長室

タグ