診断と言ってもいいでしょう。ただ診断と言ってしまう
と医療限定の話になりがちですが、食べ物の選択や市販
のサプリメント、ネットで紹介される体操、など全てに
あてはまることです。
例えば青汁を飲んで調子が良いという人から青汁を
勧められたとしましょう。言われた通りに飲んでも自分
はあまり効果を感じなかった。なんだ、青汁なんて嘘
ばっかじゃん、となりませんか?これは実にもったい
ない話なのです。青汁で好調になった人とそうでない人の
差が明らかであるならば、そこにこそ不調の原因を探る
糸口があるかも知れないからです。
さらに言えば青汁が必要かどうかを予め調べることが
「診断」になるわけです。上記の場合、好調だった人も
その理由を知らないまま知人に勧めてしまっているので、
診断が欠如しています。勧められる側も自分に合うか
知らないまま服用していますので、これもまた診断が
ありません。
体操法や食事法など様々な治療法が氾濫している現在、
それぞれの理屈を知ることがとても重要です。それに
自分が合うかどうか、あるいは少なくとも納得できるか
どうかを優先に考えた方がいいでしょう。無条件に
結果をコミット(笑)されるのは意外と危険かも知れ
ません。
ちなみに理屈を知って、それを自分なりに応用できれば
上級者です。まあ理屈を明かしちゃうと収入に繋がらない
から大事な部分はナイショ、っていう提供側の事情も
あるでしょうけどね。