朝晩は随分と涼しくなってきて、またすぐに寒さ厳しい
季節になりそうですが、夏の脱水対策としてオススメして
きた天然塩摂取はこの先も是非続けて欲しいのです。
熱暑環境では脱水と同時にミネラルの喪失が起こり、むしろ
その方が体調不良に直結しやすいので、口うるさく(笑)
塩分、それも未精製の塩の摂取を勧めてきました。未精製塩
にはミネラル分が多いからです。
汗をかかなくなったら確かに脱水もミネラル喪失も減少は
しますが、あくまでそれは程度の問題で冬に脱水が起きない
わけではないし、さらに言えばミネラルバランスの崩れは
通年性に起きています。特に重要なのがマグネシウム(Mg)。
Mgは細胞のスイッチを「OFF」にするミネラルなのでMg不足
下では相対的に体は「ON」に傾きます。
これが筋肉に起きればこむら返りになるし、心臓なら動悸、
脳なら不眠、と症状は多岐に亘ります。花粉症や喘息などの
アレルギーもまた然り。そして「ON」にするミネラルが
カルシウム(Ca)なのでCaMgバランスが不均衡である
乳製品は基本的にお勧めしていないわけです。
天然塩はそう大量に食べられないので、これだけでOK!
ってわけではないですが、少なくとも普段使うお塩は
天然塩に切り変えた方が何かと良いと思います。