僕はコーヒーが好きで、昼休みにはココナッツオイルを
入れて飲んだりしています。カフェイン飲料ということで
患者さんからコーヒーの是非を尋ねられることがあります。
これは一概には言えなくて、人それぞれなんですが、何を
基準にすると良いかはズバリ、気持ちよさです。なんじゃ
そりゃ?と思ったかも知れませんが(^ ^;)、要はリラックス
効果を感じるかどうかなんですね。コーヒーを飲むとホッと
できるのであれば、それはOKのサイン。ではNGのサイン
とは?
これはコーヒーが “気付け薬” の役割をしている時です。
コーヒーを飲まないと目が覚めない、コーヒーを飲まないと
仕事がはかどらない、こんな場合はカフェインに頼って
血圧を上昇させているわけで、そもそも自分で血圧を上昇
できない副腎疲労の徴候かも知れないのです。
そうなると、1日に4〜5杯以上飲んでいることが多く、
胃の不調を招いていたりして、今度は胃薬が手放せなくなり…
という負の連鎖が始まったりもします。こういう飲み方は
やはりやめた方が良いでしょうね。なぜカフェインが必要な
身体なのか、を考えねばなりません。ちなみに僕は寝る前に
エスプレッソを飲んでも余裕で眠れます。
同様のことが塩分や糖分にも言えます。妙に甘味が欲しい、
最近味付けが濃くなった、という場合は血糖と血圧の上昇を
外部に依存している証拠ですから、ストレスを貯めていないか、
食事が偏っていないか、腸内と口内環境の乱れはないか、
と自身をチェックするべきです。