院長室

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陰と陽

東洋医学には万物を陰陽に分ける考え方が根底に

ありますが、これは一般には二元論といって、光と影、

裏と表、創造と破壊、甘党と辛党(?)のように相反する

事象は実はお互いが補完し合って存在している、という

理論です。


これは、他人がいるからこそ我がある、という哲学的な思想にまで

発展しますが、今の政治を見ていると、与党の意見に反対すること

で野党が存在している、みたいな所があって、寂しい限りです。

とりあえず何にでも反対意見を出すことで存在感をアピールし、

それで満足してしまっているように感じます。

超党派って言葉はどこにいっちゃったんでしょうね。


与党内でもまるでコントのような茶番劇があり、なんともなりそうに

ないですね。総理を誰にするかが問題ではなくて、総理が傀儡になって

しまう既存のシステムに異常があるわけで、そこが変わらないと日本の

未来は暗いですね。

挙党一致って言葉はどこに…


ま、そんなこたぁ誰もが知ってるんだけど、変えられたくない人達が抵抗

しているってのが実情なんでしょう。

結局は既得権益を手放したくない保守派の言いなりになってしまうんでしょうか。


人間は寝ている間に“ゆがみ”を矯正するために寝返りをしますが、もしも

地震が地球の「寝返り」だとしたら、こんなにゆがんでしまっている日本には

まだ何かが起こりそうで不安です。


2011年6月16日 木曜日

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