GW初日は生憎の天気になってしまいましたね。
出不精の僕には天気は関係ないですが、こういう
天気の方が外に出ない良い言い訳になるので、気が楽です。
誰に言い訳する必要もないんですが。(^ ^;)
で、今日1日で一気に読破したのが鯨統一郎の
「新・日本の七不思議」です。
この作者は実にいろんなジャンルの本を書いていますが、
中でも一風変わったミステリーが有名です。
僕は彼のデビュー作「邪馬台国はどこですか?」に衝撃を
受けて、歴史に関しての彼の著書は全部読んでいます。
「新・日本の七不思議」は「邪馬台国はどこですか?」の
続編にあたり、以前から出版を待ち望んでいたんです。
歴史ミステリーと言われるジャンルはどちらかというとマイナー
でしょうけど、教科書に書いてある歴史がいかに嘘ばかりか、
なんてことを痛快に暴くところがアウトロー気質の僕に合うんです。(笑)
古くは高木彬光や邦光史郎、最近では高田崇史さんの著書を好んで
読んでいますが、この鯨統一郎さんの著書はその中でもさらに
異彩を放っており、「さすがにそれはないだろ?」的な楽しみ方も
できます。(^ ^;)
今回の新作も鯨節全開ではありましたが、「邪馬台国はどこですか?」の
補填といった内容が多く、新鮮味は今ひとつでした。
彼の作品は名作から迷作?まで幅広いのですが、今回は珍しく平均的、
という評価かな。少なくともこの作品から読むのはやめた方がいいです。
前作ありき、です。
いやしかし、積ん読状態の本がまだ10冊以上あるので、休みを利用して
テキパキ消化したいところです。そして録り貯めた映画も10本以上…
くぅ〜、ますます出不精です。(笑)