症例報告

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下肢の広範熱傷-2

昨日の症例の経過写真です。


創は浸出液が多いと、フィブリン膜という薄いp1010712

黄色の膜ができます。これは浸出液の代謝産物と

考えられていますが、創面についたままだと、

上皮化が遅れるので処置の時にはがします。

そんな処置をしながら患者さんにも協力してもらって、

自作の被覆材を毎日交換してもらいました。


写真は湿潤療法を始めて約10日の写真。急速に上皮化が

始まっています。p1010713浸出液もほとんどなくなりました。

左足の方は、ほぼ上皮化終了です。


自作の被覆材も浸出液が少なくなったので、ワセリンを塗った

ラップを巻くだけに変更しました。


もう治癒っぽいですが、患者さんのご厚意で最新の写真を

撮らせてもらいましたので、しつこくもう1回アップします。

いや、だから一度に写真を挿入するテクがね…。


2010年3月9日 火曜日

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