昨日の症例の経過写真です。
創は浸出液が多いと、フィブリン膜という薄い
黄色の膜ができます。これは浸出液の代謝産物と
考えられていますが、創面についたままだと、
上皮化が遅れるので処置の時にはがします。
そんな処置をしながら患者さんにも協力してもらって、
自作の被覆材を毎日交換してもらいました。
写真は湿潤療法を始めて約10日の写真。急速に上皮化が
始まっています。浸出液もほとんどなくなりました。
左足の方は、ほぼ上皮化終了です。
自作の被覆材も浸出液が少なくなったので、ワセリンを塗った
ラップを巻くだけに変更しました。
もう治癒っぽいですが、患者さんのご厚意で最新の写真を
撮らせてもらいましたので、しつこくもう1回アップします。
いや、だから一度に写真を挿入するテクがね…。