院長室

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「楽」と「楽しい」は別

まあ辞書でも全然違う意味なので、言うまでもないこと

ですが、こと仕事に関しては明確に分けた方が良いと思い

ます。


楽しい、というのは仕事でなくても、とても良いこと

ですね。他人が楽しそうにしているのを見るだけでも

気持ちがよいものです。仕事が楽しいというのは充実して

いる状態でしょう。でも楽しさは相対的なものですから、

その楽しさを得るためにきっと苦労をしたのでしょう。

何もしてないのに無条件に楽しい、というのはまあ

ちょっと精神的にアレかもしれないし。(笑)


楽というのは、「手抜き」みたいなニュアンスで捉えられる

ことがあり、なんかイメージはイマイチ良くないです。

「苦労は買ってでもしろ!」なんて言うのは楽がいけない

ことの裏返しみたいな表現です。


そうすると常に苦労して楽しい職場にしようじゃないか、

との結論になりそうですが、さあ、いかがですか?

日本の社会ではこれは受け入れられ易そうですね。年商

何十億という会社の社長さんも常に企業努力をしてさらに

上を目指して苦労を絶やしません。まあ個人の勝手だし、

それぞれの価値観を優先すればいいんですが、見方によっては

苦労をし続けなければいけないシステムは非効率的だとも

言えると思うんですね。


僕は一宮に帰ってきた当初は修行のためにサービスで

AKA−博田法を行っていて、そのせいもあり1日30人

近くの患者さんに施術をしました。人の身体を触るという

のは思った以上に疲れます。未熟ならなおさら。結果が

出ないのに身体は疲れるし、悔しいし辛いし、楽しくも

なかったです。だからこそ得られたものは大きいし、僕だけ

の感覚なのでとても大切ですが、だからと言ってこの先も

1日が終わって気が抜けたようになる仕事の仕方をしよう

とは思いません。それは何かやり方がマズイせいだと思う

から。


職種によって、立場によって考え方は違って当然ですが、

「苦労に裏打ちされた楽で楽しい仕事のやり方」が

現在の僕の目指すところです。

2015年10月12日 月曜日

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症状は末梢に現れる

末梢の反対は中枢。例えば脳梗塞で手足が麻痺した場合、

麻痺という症状は四肢に現れますが、トラブルは中枢である

脳にあります。腰椎椎間板ヘルニアも下肢がしびれたり、

痛んだりしますが、原因は腰です。このように医学的に中枢

というと脳や脊髄のことを指す場面が多いのですが、今回は

そういう解剖学的な話ではありません。


症状は病院に行くきっかけとなる嫌な現象ですから、もちろん

それを取りたいわけですよね。でも何の理由もなくその症状が

出現するわけもないので、本当に治すべきは症状そのもの

ではなく、理由となっている部分です。しかしながら、いつも

理由が明らかになっているわけではないので、とりあえず

楽にする方法が必要になります。これが対症療法です。


対症療法が無駄なわけでは決してありませんが、西洋医学的な

治療の大部分はこの対症療法であることを認識しないと、延々と

薬を飲み続け知らぬ間に肝臓が悲鳴をあげる、なんてことに

なりかねません。以前シリーズで紹介した癌の治療もまさに

そういうことです。また、症状は身体の発するメッセージである

ことも多々あります。それを対症療法で消してしまうことは、

自分自身に「鈍感」になることとも言えます。鈍感になれば

さらに理由は分からなくなってしまいますよね。


なかなか血圧が下がらない、朝起きると頭痛がする、薬を飲む

と食欲が落ちる、これらは全部身体のメッセージです。なのに病院

に行って鈍感になる薬をたんまりもらう。忙しくて来院できないから、

なるべくたくさん欲しい。いや、もうそこに良くならない理由が

ありますよね。(^ ^;)少なからず心当たりのある方は、自分の

身体の信号に「敏感」になって、身体が喜ぶことを選択してみて

下さい。きっとその方が、正解の治療法だと思います。


症状はすべからく原因ではありません。つまり「末梢」の現象

です。そのサインを発する元を探っていくことが治療であるべきだし、

僕らはそこを適切にリードする役目を負っているのだと思って

います。でもそこは共同作業でもあります。患者さんにはどんどん

敏感になってもらって、気付いた身体のサインを是非教えて下さい。

2015年10月8日 木曜日

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11月の診療日程更新

この度、ノーベル医学賞を受賞された大村先生は

北里大学の教授だそうで、実は僕も北里大学卒なので

とても名誉に思っ…てはいません。(^ ^;)

OBの中には我が事のように喜んでいる方々も

おるようですが、業績を称えるならまだしも、俺も

北里イェー!みたいなのは意味がよく分かりません。

日本人独特の団体所属安心性(造語)なのか、僕の

母校愛がないせいなのか…。まあ後者ということで。(笑)


11月もカレンダー通り。母校愛はないけれど、

恩師愛(?)はあるので、そろそろ退官になる教授と

どこぞへ行こうかと画策中。いらねーよ、バカ!と

言われそうなので挫折中。

2015年10月6日 火曜日

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Mgスプレー仕様変更

ご好評を頂いておりますマグネシウムスプレーですが、

次回入荷分からスプレーノズル部分が変更になります。

寒冷環境でスプレー部分の詰まりが出ることがあるため

です。内容量、成分、価格には変更がありません。


スプレーノズルから滴下タイプになるので、一応名称も

「マグネシウムスプレー」から「超高濃度マグネシウム」

に変わります。まあそうなるわな。(笑)これまでの

スプレー1プッシュ分が滴下だと3滴に相当します。

1日最低3プッシュでしたので、今後は最低9滴は使う

ようにしてください。


でもさ、正直スプレーの方が便利ですよね。(^ ^;)あまり

寒冷環境になければ詰まることもなさそうだし。そんなわけで

仕様変更にはなりますが、今後滴下タイプにはスプレーノズル

もセットで付けることにしました。付け替える手間はあります

が、スプレーと滴下のお好きな方で使用してください。


夏場に比べるとマグネシウムの不足は減るように思われ

がちですが、乳製品を日常的に摂っている方は要注意です。

なるべく診療でも乳製品を控えて天然塩やにがり液を摂る

よう勧めていますが、そこに含まれる塩分が気になる方も

多いようで。実際高血圧と塩分の関連は大してないのでは?

という報告もあるくらいではありますが、本商品はナトリウム

が少ないというのも特徴の一つです。塩分が気になる方

にも向いているでしょう。


筋肉のこわばりや痛み、イライラや動悸、冷えやのぼせ、

疲れやすさなど、マグネシウム不足の症状は多岐にわたり

ます。夏が過ぎればひと安心、ということでもないので

マグネシウム不足には十分ご配慮ください。

2015年10月5日 月曜日

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10/31(土)通行止めについて

10月31日(土)に商店街のイベント(ハロウィンですと)

があるため、13時から17時まで商店街を横切る道が

通行止めになります。


当院へお車でお越しの場合、ガードマンの誘導に従うか、

予め商店街の1本北側の道から駐車場へおいでください。

ホント、この近辺は一方通行が多くて不便やねぇ。(^ ^;)

2015年10月1日 木曜日

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